GUIDE / 文書作業
PDFの文字化けを切り分ける
文字化けとOCRの誤認識を分けて考える。
文書ラボ編集部 · 2026年10月29日
元データと別の閲覧環境で確認
元文書でも文字が崩れるのか、PDFだけなのかを確認します。PDFだけなら別のビューアでも開いて比較すると、表示側の問題か書き出し側の問題か切り分けやすくなります。
画像化する前に書き出しを見直す
フォントの埋め込みを含む書き出し設定を確認します。全面画像化は検索やコピーができなくなるため、まず原本からの再出力を検討します。
症状を分けて記録する
文字が四角になる、別の文字になる、コピーしたときだけ崩れる、OCRした文字が違う、という症状を分けます。すべてを同じ『文字化け』として扱うと、フォント、テキスト情報、文字認識のどこを見直すべきか分かりにくくなります。
確認する順序
①作成元でも同じ症状か。②PDFを別のビューアで開くとどうか。③問題が一部のフォントや記号に限られるか。④画面表示とコピー結果が一致するか。比較するときは個人情報のない一部分を使い、外部サービスへの送信可否も確認してください。
再出力時の注意
作成元から再出力できる場合は、使用フォントと埋め込みに関する設定を確認します。フォントによって利用や埋め込みの条件が違うため、無条件に埋め込めるとは限りません。別フォントへ変更する場合は、行数や改ページが変わらないかも確認します。
応急処置を最終手段にする理由
画像化で表示を固定できる場合もありますが、検索、コピー、読み上げなどの使い勝手が変わります。閲覧できればよい文書と、テキストの利用を求められる文書を区別し、提出先が求める形式を守ってください。